kenji145の日記

　12月某日、車で通勤途中に当て逃げされました。といっても、そのときに傷がついたのかつかなかったのかすら定かではない、というかつかなかった可能性の方が高い気がするんだけど、普通じゃ得がたい経験でもあるし、色々思うところもあるので、記録として残しておきます。

＜当て逃げされる＞
　通勤で某国道上りを走り、赤信号のため停車していたら、左側からバイクが来て、主にドアミラーのところにぶつけられる。バイクは気づいて一度止まるが、そのまま信号待ちの先頭まで行ってしまう。こちらはクラクションを鳴らし、急いでナンバーを控えるが、青信号に変わって猛スピードで逃げてしまったので、「地名」と「4桁の番号」しか確認できず。停車して、傷がないか確認すると、ドアミラーのところは大丈夫だったが、助手席のドアのところにかすかな傷が。でも、そのときについたか、前からついていたかはわからない。事故時間は9時ちょうど頃。

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（反省点：交番で言われたのが、「そのバイクまで走っていって、話をして、ナンバーを控える。話ができても、逃げられても、すぐに110番する。」というのをすべきだったと言われた。確かにそうで、とっさなこととはいえできず、反省。でも、4車線の国道を走るというのはかなり危険で勇気がいるかも。あと、バイクの車種はともかく、バイクのナンバーにどのようなことが書かれているかすらわかっていなかったことも反省点。）

＜Ｍ警察署＞
　某国道沿いのＭ警察署に行くが、移転していた。つい何日か前には、その警察署の前に警官が立っていたのに・・・。移転先の地図が書いてあったが、車では行きにくい場所だったので、やめて交番を探すことにする。

＜地域安全センター＞
　とりあえず交番で相談しようと思って、交番に行ったつもりが、誰もおらず。よく見ると、交番が廃止されて、昼間は警官ＯＢがいるという「地域安全センター」だった。でも、警官ＯＢも誰もおらず、あるのは大きなテレビ電話みたいのだけ。後で調べると、それは「テレビ対話システム」というのだそうだ。タッチパネル式で、一見わかりやすいように作られているが、やってみると、単に警察署のどの課に行けばよいかがわかるだけ。それで「連絡ボタン」（正確な名前じゃないかも）があるので押してみると、話し中。話し中のときは「しばらくそのままにしてお待ちください」と画面に出てくるので、そのまま待っていると、いつの間にか自動的に電話が切れて、メニュー画面に戻る。これじゃあ「しばらくしてからお掛け直しください」にすべきでは？正直な人が使ったら、たぶんずっと待っていそう。それで、この繰り返しを15分以上やって、電話が繋がることはなさそうだとあきらめ、次に向かった。ホームページでは、「テレビ対話システムなどでセンターを管轄する警察署へすぐに連絡がとれるようになっています。」とは書いてあるけど、全然すぐには連絡が取れなかった。ちなみに時間は午前9時20分くらいだったので、人が少ない時間帯とも思えない。かなり大きな本体で、お金もかかっていそうだが、役に立っているのかなぁ・・・というのが正直な感想。なお、正確を期すために言うと、他に「緊急ボタン」というのがあって、緊急時に押すとすぐに連絡がとれるらしい。何度も押したい誘惑に駆られたが、他の本当に緊急な方に迷惑を掛けるといけないのでやめておいた。

＜交番＞
　そこで、交番へ。普段通っている道に交番があったので、そこへ行った。というか、最初からそこへ行けばよかった。気が動転していたんでしょう。そこのお巡りさんはとても丁寧に対応していただいたのだが、調べてみると、その事故の交差点より先は、この交番の上部組織であるＭ警察署の管轄だが、その交差点より手前はＭ警察署の管轄ではなかった。こっちはそんなのわからん。どちらも同じ区だし。というわけで、今度は管轄のＴ警察署へ。ちなみに、交番から出たら、車が駐禁取られそうになっていた。交番のお巡りさんがマイクで言ってくれたので助かったが、もし取られていたら踏んだり蹴ったり。こういう場合は駐禁の取り消しとかできるのかなぁ？なんとなくできなさそう。

＜Ｔ警察署＞
　Ｔ警察署に行くが、その前で（交番で、聞いて止めるように言われていた）駐車場を聞くと、隣の1から3番までに止めるように言われる。だが、全て埋まっていた。が、その駐車場には10番までがＴ警察署の駐車場で、1番は他の会社の駐車場と、大きな看板と張り紙が貼ってあった。それで空いていた7番に止めたが、受付に行ったら、やっぱり1から3番までで7番は違うと言われた。わかりにくい。あと、受付の人だけ制服じゃなくてスーツなんだね。それで諦めて、近くのコインパーキングを探すが、行く前に見ると、1番はやっぱり他の会社の車が置いてあるし、3番に至っては、昨日今日置いたとは到底思えない車が。銀の雨除けに、更に何重にもロープで汚れないように雨除けを縛った車、って、押収した車では？2番は一般の車かそうじゃないかわからないけど、何か変。この状況を全て写真に撮ってきたいところだったけど、こっちの免許証とか情報を全て渡していることを考え自重する。都会の警察署だから駐車場が無いのはしょうがないけど、3台分（？）あるんだったら、あるだけ一般車両に使わせてほしいと思うのだが。ともかく、それでコインパーキングに止めて、警察署に戻って、交通課の方に見てもらった。この方もとても丁寧。場所とかこっちの免許証や車検証とか見せて、被害届を作ってもらって（かはわからないけど）、終了。既に10時45分を回っていた。
　なお、コインパーキングに行く途中に雑談したが、車は色々な捜査手法（ここでは言えないやり方、といっていた。Ｎシステムとかかな？）があるが、バイクはそれが使えず、ナンバーが完全にわかったりしないと実際は難しいのだそうだ。ひき逃げとか重大事故のときは、警察もお金を注ぎ込んで捜査を行うので判明するが、軽微な事故だと現実問題として限界があるとのこと。それはこちらも理解できます。今回程度の事故に、看板とか立てられたり、検問やって聞き込みとかされても困るし。もちろん犯人がわかるに越したことはないけど、難しいのはよくわかるので、「気づいていて逃げるような人間なので、今後何か問題を起こすかもしれない。その時にこのナンバーだったら、そういう性向の人間だという捜査の立証に役立てて頂ければ幸い」と言っておいた。

＜保険会社＞
　一応、保険会社に駄目元で電話をしてみた。結果は、車両保険に入っていないと、保険金は下りない、ということだった。保険証を見ても、たしかに相手の不明な自車両の損害は車両保険と書いてある。ケチったのが失敗だったかなぁとも思ったけど、その分かなり毎月の保険料が上がるし、傷はほんの少しだけだし、どっちが良かったんだろう？ただ、自分でぶつけた自車両の損害と、他人に当てられた自車両の損害が同じ扱いというのはちょっと違和感。別扱いにすると、嘘の連絡とか来るからかもしれないけれど。

＜終わりに＞
　やってみて色々思ったことをそのまま書いただけだけど、何かに役立つかなぁ？「テレビ対話システム」はもうちょっと調べてみようと思った。あと、実際に応対してくれた警官は（こんな軽微なことにも関わらず）皆さん丁寧に対応してくれた。これは（当たり前とはいえ）とても良いことなので、もう一度書いておきます。

初めまして。
当て逃げされたなんてついてなかったですね。警察署まで行くのに苦労したうえ、駐車スペースが無くてコインパーキングを利用しなければならなかったとは！当方は田舎にいるので想像もつきませんでした。
確かに事故の際はその場で対応するのが一番ですが、４車線道路で車を置いて出るのは気後れしますよね。自分の身も危険だし、後続車の運転手たちからクラクション鳴らされるでしょうし。
車両保険は私も入っていません。免責１０万円が条件（だったはず）で保険会社が全部負担してくれないのと、利用すると更新時保険料が上がるからです。ま、私は車は移動手段と考えて多少傷付いたくらいはそのままなので必要ないかな

　はじめまして！
　しかもコインパーキングは近くのところが全部満車で、5分くらい歩くような場所でした。私みたいなのはまだいいんだけど、何かの犯人が自首しようと思ったとき、コインパーキングに止めて歩いてこなきゃいけなかったら、自首を思いとどまったりしないかなとか、警察署に歩いて向かっているときに思ってしまいました。うちの実家（千葉）も警察署内に駐車場はそれなりにあったので、かなり違和感を感じました。
　車両保険はやっぱりそうですよね。自分で車庫入れのときにぶつけたりしていたので、今回も似たようなもんだとあきらめます。